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Posted by ミリタリーブログ at

2014年12月31日

年末のご挨拶

ご覧頂きありがとうございます。

今年もあと5分ほどで終わりを迎えます。
弊社にとって、本年度は大掛かりなシステム開発の発表に始まり、トライアンドエラーの毎日で日々、夢見た環境を求めて邁進した年だったと思います。

今年も、やはり年越しを感じずに解析作業で元旦を迎える予定ですface08

2014last

現在、LMGを中心に気分を入れ替えて、解析作業をし直しており、異次元モデルのEBB化に向けた工数の最適化が出来るよう頭を悩めております。
お約束通り、S&T製の64式も早々に手配して、つい先日商品を受領いたしました。
TOPとガワがまるで一緒じゃないかと突っ込みを入れつつも、年始早々に作業に移れるよう分解整備中です。
64式はチャンバー周りが余裕があるので、スペースを上手く活用出来そうな気がいたしますが、果たしてどうなるでしょう?face02
光線銃は発射に関わる資料は過去や現在の特許文献やオープンソースで学習が出来ますが、EBBは他社様の特許で全てにおいて模倣が許されないといっても過言では無い状況で、本当に牛歩な開発ペースです。
欲張って光線銃業界では超最先端の無線技術も複合したおかげで、毎度の事ながらいばらの道に踏み入れたような気がいたします。
もう戻れません、何とか頑張ります(笑)

それでは皆様、来年も引き続き宜しくお願い致します。

なお、喪中につき新年のご挨拶は控えさせて頂きます。

2014年も残り短いですが、皆様お楽しみ下さいませ。  

Posted by First Sniper at 23:53Comments(0)ご挨拶

2014年12月24日

光線銃基板のテストが終了しました

ご覧頂きありがとうございます。


kiban

異次元モデル用に製作を進めていた光線銃用基板の試作品のテストを終了いたしました。
テストの終了に伴い、実証、再現が出来ましたので、弊社の基板(制御システム)の強みを簡単にご紹介したいと思います。

異次元モデルは従来の電動ガンのメカユニットに一部変更を加えて、リコイルを付与した光線銃となりますが、負荷の増加とウェイト量の増大によるサイクルダウンが懸念される仕組みとなっている為、必然的に基板制御でストレスの無い設計を行わなければなりません。
そこで、弊社では常時無線通信を行う基板設計とし、電動ガンのステータス情報を外部モニターでチェック、変更を加える事が出来るようにいたしました。

ascu2

無線の恩恵の一例をご紹介いたします。
ピストンの停止位置を調整、制御する目的のプリコック機能についてです。(画像は市販で定評のあるACSU)
従来の仕組みでは、一定の時間(例えば40ms,50ms,60ms.70msなど)に割り振られた物から選択を行う形となりますが、その状態ではお使いになられるバッテリーの電圧、容量、放電レートによって、状況が変化してしまいプリコック停止する位置が変わってしまいます。
一番最適なポジションを決められる場合は問題がありませんが、細かい制御が出来ないので、ピストンが開放されるギリギリの状態にはなかなか設定し辛い状況です。

弊社の基板は無線通信機能を標準装備、専用端末、アプリ搭載のPCなどでモニタリング、微調整変更指示が可能です。
端末のプログラムから無線通信により、例えば1ms刻みに設定すれば1ms単位でプリコックの停止時間の変更を行う事が可能となります。
特に上限もありませんので、1msから、1000msと好きなように設定が可能です。
1000ms=1秒となりますので、秒間10発ならば、85ms~95msぐらいの時間設定で最適なプリコッキングが可能となります。
電圧降下の影響なども踏まえて調整を行う事を考えると、可視化の恩恵はとても大きくなります。
このように、従来の押しボタンやトリガー方式など、不可視領域で設定コマンドを入力しなければならなかった事が弊社の基板では、全て無線制御で解決を行う事が可能です。
ここ最近の基板製品の傾向としては、ポン付け当たり前で、とにかくコンパクトに詰め込もうという物が主流となっておりますが、弊社は真逆でサイズよりも機能、性能を優先した設計としています。

無線通信技術を活かした設計を行う事によって、光線銃がコードレスになるだけではなく、より簡単な手順で色々な動作を指示する事が可能となります。
これ以外にも、光線銃競技ではライフポイント、ダメージ、チーム分けなど電子的にプログラムの指示を出さなければならない項目が多数ございますが、これらの内容も全て無線対応のノートPC一台があれば完結出来てしまいます。




また、余計なスイッチ、レバー類を除去する事が可能となります。
ボタン類を除去する事が出来るので、例えばリセットボタンを送信部(銃本体)、受光部(ヘッドセット)に搭載する必要が無く、強引にボタンやレバーを操作して途中でチームを変えたり、リセットボタンを押して弾数を元に戻したりという不正を防止する事が可能となりました。
従来の光線銃では、どうにか移植しようと試みてもボタンやレバーがどうしても露出してしまうので、外側が歪な形となってしまいコレじゃない感が出てしまう事が多かったと思いますが、それらの問題も無線方式の基板を採用する事によって解決されます。
ただ、弊社の場合は陸自が採用しているバトラーシステム(交戦装置)を目標に設計を進めており、光線の発光デバイスやバッテリーの一部はPEQや専用部品を外付けする予定です。
ある程度の外観のリアリティは保証いたしますが、実銃を目指しているわけではないので、完全にリアルなモデルにはならない事を付け足しておきます。

弊社のコンセプトはリアリティよりも、光線銃でより戦術的なゲームが出来る事が優先となりますので、予算的に微妙なところはばっさり捨てて設計をかけていきますface07

細かいところまで話すと出願した特許に触れますので、そこはお話出来ませんが、おおざっぱですがこんな機能が期待出来ます。
また、光線銃用のプロトモデルの主力はタボールを予定しています。
現在、ちょっとお高いARES製のカラーバリエーション、ショート、ロング共に全て揃うという珍しい光景となっておりますface08
  

Posted by First Sniper at 04:12Comments(0)光線銃