2012年07月02日

東京マルイ製のMP7のリコイルについて

ご覧頂きありがとうございます。

タイトルのように今回の題材は、東京マルイ製のガスブローバックモデルのMP7の内容になります。
先日の、ヴィクトリーショーに参加した際に東京マルイブースにて撃つ機会がございましたので、軽く思った事を書いて行きたいと思います。

比較する対象として選んだのはもちろんKSC製のMP7です。

まず、リコイルについて

明らかに東京マルイ製のリコイルの方が強いと感じられました。
室内気温28度前後、デモ用でひっきりなしに撃たれていたので、マガジンがそこそこで冷却された状態でした。
恐らく20度前後の環境で撃っているのと同じぐらいの気圧で撃った状況となりますが、サブマシンガンを撃っているというイメージにはピッタリのキックバックでした。
KSC製のブローバックは、乾いたようなブローバックが特徴で本体重量が重たい事もあって、リコイルにおいては発売当初からそこまで期待出来るものではございませんでした。
シリンダー容量的な問題もあり、キックバックではマルイ製が1.5~2倍ぐらい強いと考えて良いと思います。
燃費は両者ともあまり変わらないレベルかと思います、少しだけマルイの方が燃費が良いかもしれません。

外観について

これは一概にどうこう言えるものではございませんが、東京マルイも三次元プリンターを試作モデルの製作に導入してからクオリティが格段に向上しているので、はっきり言ってKSCと互角のレベルと言える内容です。
細かい面で荒が目立つかも知れませんが、最新の技術や機材を駆使して開発を行っている東京マルイはもはや、玩具の領域は脱していると言って良いでしょう。
一部のパーツは電動ガンからの流用ですが、ボディ周りは全て新しく起こしていると聞いたので、フレームの互換性はほとんど無い模様です。
という事で、特にコンパクト電動ガンっぽいメカボックスの形状でシリンダーが作られているわけではないようです。
個人的にはマガジンの処理はKSC製の方が綺麗だと思えましたが、それら以外は両方同時に比べてみないと何とも言えないといった感じです。

価格について

問屋の下代を考えても、値段が1万円程度抑えられますので文句無しで東京マルイ製が優れています。

総合評価

部品供給や予備マガジンのコストを考えても、KSC製が価格差においてのポテンシャル維持する事は難しいと思います。
個人的に想定以下のガッカリなリコイルでしたが、KSC製の物と比べればかなりガツガツ来るので一般受けはかなり良いモデルになると思います。
肝心のリコイルは個人的な印象では、マルゼン製の若干サイクルが増したサブマシンガンシリーズを撃った時と似たような感じを受けました。
マルゼンのモデルはサイクルが早い分、体感するリコイルは異なるので一概に言い切れませんが撃っていた感覚はまさにそのような感じでした。

ちなみに、エスコート(ユースエンジニア)系のASCSユニットのMP5や、アサルトライフルのレベルのリコイルは体感できませんでした。
やはり、ボディが小さいのでどうしても限界があるという感じです。
デザートイーグルの方がスライドがあれだけ動くので手が持ってかれますが、MP7はフレーム内臓式なので、振り回されるような感覚は体感出来ませんでした。

あと、個人的に気になったのがマガジンのバルブ構造がKSC製のSTIのような形になっていた事でした。
ノッカーとバルブの間に板を挟んで、ノッカーを直接バルブに触れさせない構造になっていました。
また、KSC製は板上のものを挟んだだけでしたが、マルイ製にはバルブに合わせて裏側にノッカーパーツ(ポッチ)が追加されていました。
叩き方の安定性向上を狙った機構なんでしょうか、久々にKSCのSTI型のマガジンスタイルの物を見れたので面白かったです。

とりあえず、買いと言えるモデルになる事は間違いないようです。
頑張れ、負けるなJASG!face10





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